阪神大賞典阪神・芝3000m(GU)
枠順表&黒レビンのコメント
枠 | 馬 | 馬名 | コメント | 黒 |
1 | 1 | エアジパング | 逃げ宣言。重馬場なら逃げ切りも? | 複 |
2 | 2 | トウカイトリック | 近走不振。乗り替わりで巻き返せるか? | − |
3 | 3 | ニホンピロレガーロ | OP勝ったが、別定のここでは厳しそう。 | − |
4 | 4 | テイエムプリキュア | 前走は軽ハンデでの奇襲。別定戦で再現はどうか。 | − |
5 | 5 | デルタブルース | いい頃なら勝負できそうだが、さすがに長期休み明けでは。 | − |
6 | ゴーウィズウインド | 前走は軽ハンデをもらって5着。ここでは。 | − | |
6 | 7 | アサクサキングス | 得意の京都で復活した。重馬場になると分が悪いか。 | − |
8 | ヒカルカサブエ | 前走は鞍上のミスと流れ向かず。乗り替わりだし多少は。 | △ | |
7 | 9 | トウカイエリート | 前2走が不満。相手揃ってるし、どうだろう。 | − |
10 | スクリーンヒーロー | 流れは最も向きそう。この条件でも。 | ◎ | |
8 | 11 | ナムラクレセント | そこそこ止まりっぽい。着なら。 | − |
12 | オウケンブルースリ | 能力認めるが、エンジンが遅いのが気がかり。届くか? | ○ |
黒の予想
「フワフワ?ガチガチ?」
天皇賞に向けて有力馬始動。阪神大賞典。
しかし、このレースなんとGTホースが5頭、うち菊花賞馬が3頭も出走しております!・・・と言うと、とても豪華なレースっぽいんですけれども、「長期休み明けのデルタブルース」、「一発狙いがデフォになったジュベナ勝ち馬テイエムプリキュア」がいますからね。あとの3頭も、不動の軸にもってこいという馬ではないですし。どうもフワフワした感じなんですよね。
しかも、今回はどうやら雨らしいですし。ズブズブの馬場になって、本来の力を出し切れない馬も出てくるのではないでしょうか。重馬場が基本的に苦手そうなアサクサキングス、後ろから行くオウケンブルースリ、初59kgを背負うスクリーンヒーロー。これらの不安要素があるし、一筋縄ではいかないのかも。
しかし、そこはガチガチに決まりやすいこのレース。あっさり人気どころで決まってもおかしくないんですけれどもね。他のライバルは「軽ハンデだから好走できた」というメンバーが多数。能力勝負ならGT馬たちが底力を見せてくれそうですが・・・はてさて。
今のところ危険馬指名はアサクサキングス。やっぱり重がダメそうだし、直線でフラフラして決定的なところで伸び悩みそうで。というより、この馬が他の馬に被害を与えないかどうか・・・ちょっと心配。
黒の血断 スプリングSはアンライバルド1強といったところでしょうかね?
◎スクリーンヒーロー
○オウケンブルースリ
複エアジパング
△ヒカルカサブエ
結果 | 1着 | 7 | アサクサキングス | 四位 | |
2着 | △ | 8 | ヒカルカザブエ | 秋山 | |
3着 | 11 | ナムラクレセント | 小牧 | ||
4着 | ◎ | 10 | スクリーンヒーロー | 横山典 | |
5着 | 2 | トウカイトリック | 和田 |
単勝 7番:370円 複勝:7番 180円 8番 640円 11番 310円
枠連:6−6 2880円 馬連:7−8 2990円 馬単:7−8 3970円
三連複:7−8−11 6470円 3連単:7−8−11 29520円
ワイド:7−8 1120円 7−11 660円 8−11 1840円
※必ず、主催者発行のもので確認してください。
3頭のうち、どれかがズッこけると思ったけれども、斬った馬が勝って、印打った2頭がブッ飛ぶとは・・・。
何かに取り付かれているのか・・・?。
レース回顧
テイエムプリキュアが日経新春杯よろしく爆逃げ。いつぞやのイングランディーレの春天のように、2周目の向こう正面でも他馬を大幅に突き放して逃げてました。さすがに無理して突き放した事、56kgだった事、坂のある阪神コースだったことがあいまって最後は逆噴射しましたが、十分に見せ場を作ってくれたのではないでしょうか?
そんな特殊なレースの中、勝ったのはアサクサキングス。京都記念の対サクラメガワンダーのように、ヒカルカザブエとの叩き合いを制して連勝。それにしても、競り合いになると強いですね。しかし、重馬場苦手だと思ってたんですが・・・多少見直さないといけないんでしょうか?今回勝った事で、本番でも1番人気になりそう。それなりに結果を残すとは思うけれども、今回のようなタフなレースを勝ってお釣りが残っているのか、気がかりはそんな所でしょうか。
しかし、人気を背負った3頭のうち、スクリーンヒーローとオウケンブルースリがぶっ飛んでしまいました。勝ったアサクサキングスとの違いは一度使っているか、いないかの差だとは思うんですが・・・。スクリーンヒーローは多少情状酌量の余地はあるにせよ、オウケンブルースリは長期休み明けのデルタブルースにも負けてしまいました。特殊な馬場と展開で力を出せなかったという可能性があるにせよ、全く手ごたえを感じさせずに見せ場なしという、かなりだらしない負け方。菊花賞直後の印象の通り「なんちゃってGT馬」だったのか、次できっちり変わるのか・・・個人的には前者っぽいんですが・・・。どうでしょうね。