天皇賞(春)京都・芝3200m(GT) 

枠順表&悲運のレビンのコメント

馬名 コメント
トーセンラー 中距離を使い続けている。扱いが難しい。
サノトシュレン 単騎逃げなら?まさかの一発はあるのか?
デスペラード 長距離路線で安定。京都なら前走並みの競馬は出来るか。
ジャガーメイル トップハンデの前走悪くない。GT勝ちあるここで。 ×
マイネルキッツ いい頃には戻らないか。ちょいと厳しい。
フェノーメノ 菊回避の経緯を考えると、信頼は置きづらいが…はてさて。
アドマイヤラクティ 重賞で安定。消耗戦になればチャンス。 ×
ゴールドシップ このメンツでは負けられない。神聖絶対視。
ユニバーサルバンク 去年完敗。GTではちょっと厳しいのかも。
10 メイショウカンパク 京都大賞典は相手が軽かっただけか。GTでは…
11 トウカイトリック まだ現役で頑張る。だが、上位争いまではどうだろうか。
12 フォゲッタブル このレース大敗2回。だが、香典的な何かが発生すれば…
13 レッドカドー 3200mをこなせるかが鍵。ちょっと長そうだが…
14 コパノジングー すっかりダメに。さすがにここでは。
15 カポーティスター 距離は長いほうがいい?上手く立ち回ればいいのだが。
16 トウカイパラダイス 去年完敗。距離長いみたいだし、ここでは…
17 レッドデイヴィス 前走謎の復活。だが、これ以上の距離延長は厳しい。
18 ムスカテール 何かが足りない。人も馬も。

悲運の予想
「伝統崩壊から10年」

 かつては堅いGTとして伝統の一戦として扱われていたけれども、2003年にヒシミラクルが荒らしてからすっかり荒れるレースに様変わりしてしまいました。去年は圧倒的1番人気のオルフェーヴルがぶっ飛ぶわ、単勝万馬券の馬が勝っちゃうわで大変な事に。さて、今年はどうなる事やら…

 ただ、これまで荒れてきたのはこれといった中心馬がいなかったからもしくは、去年みたいに中心馬にとんでもない爆弾が内包されていたりと、何らかの要因があったからなんですよね。今CMで出ているディープインパクトも危なげなく勝っているわけですし。

 さて、今回圧倒的人気を背負うゴールドシップですが…昨秋には菊花賞・有馬記念を連勝。そして、明けの阪神大賞典も危なげなく勝利をしていて、馬自身に不安要はなし。去年みたいに時計が異常に出て前が全く止まらないなんていう狂った馬場でなければ問題はないはず。今の京都は多少時計が出ているみたいだけれども、去年ほどではないみたいだし必要以上に危惧しなくていいかも。

 ただ、ゴールドシップは変な馬を連れてくる。神戸新聞杯ではロードアクレイムを、菊花賞ではスカイデグニティとユウキソルジャーを、有馬記念ではオーシャンブルー、そして阪神大賞典ではフォゲッタブルをつれてきました。やや人気薄…というか、人気の盲点になっているような馬。それがゴールドシップが連行してくる馬なんですよね。まあ、トーセンラーもフェノーメノもぶった切る訳にはいかないけれども、1〜3人気でガチガチともいかないんじゃないでしょうか。

 とりあえず、この条件得意なジャガーメイルとか、日経新春杯や日経賞で好走していてもあまり人気し無さそうなカポーティスターとか悪くないんじゃないでしょうか。さらに上を目指す人は母エアグル逝去で香典的な何かが起こりそうなフォゲッタブルもありかも?(ゴールデンジャック逝去でプリンセスジャックがやって来たし、一概に無いとも言えないのがね)

 去年の再現で単騎逃げかましそうなサトノシュレンは…重賞どころか、オープンの実績もないしちょっと厳しいかな。これまで逃げで荒らした馬も、重賞実績はあったからね。2005年のビッグゴールドもオープンで勝っていたし。

結果 1着 フェノーメノ 蛯名
2着 トーセンラー 武豊
3着 13 レッドカドー モッセ
4着 アドマイヤラクティ 岩田
5着 ゴールドシップ 内田


単勝 6番:620円   複勝:6番 300円 1番 650円 13番 1540円
枠連:1−3 2710円  馬連:1−6 3190円   馬単:6−1 6500円
三連複:1−6−13 21880円  3連単:6−1−13 111830円
ワイド:1−6 930円  1−13 3750円 6−13 2290円 
※必ず、主催者発行のもので確認してください。

狂った馬場だった(小並感)
1〜3番人気でガチガチで決まらないとは書いたけど…ぶっ飛んだのはお前かよ…。

グチ
荒れる天皇賞は今年も健在でした。人気としては2・3・6番人気とありえなくない決着なんだけれども、肝心の圧倒的1番人気のゴールドシップが壮絶に飛んでしまいましたからね。今年こそは…と思ったんだけれども、やっぱり今年も荒れました…という感じでした。それにしても、かなーりゴールドシップの複勝にブチ込まれていたんでしょうか、複勝が相当ついてますね。

印的には1着2着が薄めだし、保険でBOXを買っていようにも、3着がポッカリ抜けているんじゃね。春天の海外馬って、マカイビーディーヴァをはじめとして、ろくでもない結果にしかならない印象があったし、レッドカドー自身も長距離戦では惨敗しているしこの条件では厳しいんじゃないかな…と思ったんですよ。まあどっちにしてもゴールドシップが馬券圏外じゃどうしようもないですが。

とにかくゴールドシップの敗因は「時計が出て前が止まらない馬場」になってしまった事でしょうかね。1000m通過が1分を切っていて、前崩れの流れになると思いきやこれですからね。個人的には差し・追い込みが伸びて4〜6着の馬が上位に来るみたいな青写真を描いていたのですが、勝手にそういう想定をするのは良くないものですね。こういう脚質の馬は決して神聖絶対視してはいけないのにね。何度同じ過ちを犯すのか、自分は。しかも距離的にどうなのかと思っていた馬が1・2着だったし、予想の根源的な部分が間違っているんですよね。あと一歩だけど結果に繋がらない状態がずっと続いている…ずーっとだ。

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