菊花賞京都・芝3000m(GT) 

枠順表&惨劇のレビンのコメント

馬名 コメント
ミコラソン 500万下すら勝てない。能力的に問題。
サトノラーゼン 前走は展開嵌らなかったし不利あり。改めて。
タンタアレグリア ジリっぽいが、距離延長は歓迎のクチだと思う。
キタサンブラック 得意なのは中山。高速馬場だと?
ベルーフ 大舞台でのハービンを信用する気にはなれない。
レッドソロモン 神戸新聞杯負けすぎ。逆転は?
スティーグリッツ 時計かかる馬場で勝っている。高速馬場でどこまで。
ミュゼエイリアン 今回同型多い。楽に行ける展開にはなら無さそう。
アルバートドック 気性が悪くなっている?京都は相性よさそうだが。
10 ブライトエンブレム ムラ駆けタイプだし、叩いて一変あれば一発あっても…
11 リアルスティール 最大の不安は鞍上よりも血統。どーなんだろうか。
12 ワンダーアツレッタ 連勝。ただし、前走は53kgと軽かった。
13 マサハヤドリーム 前走勝利も、今までの事を考えると…
14 マッサビエル 前走大敗。関東と関西のレベル差だろうか…
15 ジュンツバサ 優先出走権取った。それだけっぽいが…
16 タガノエスプレッソ 皐月・ダービーともに13着。多くは望めないか…
17 リアファル 前走勝ち切る。今回はハナに拘らないだろうし、勝てても。 ×
18 スピリッツミノル 鈍足馬。ハナを切れるかすら疑問。

惨劇の予想
「打つ手なし」

 2冠馬ドゥラメンテは不在。大空位時代を誰かが埋めるのか、それともトーホウジャッカルやビッグウィークさんみたいな一発屋が勝ってしまうんでしょうか。最後のクラシック、菊花賞。

 しかしまあ、先週の秋華賞以上に難解ですね。牡馬は皐月・ダービーとほどほどに順当な決着をしていたけれども、それはドゥラメンテという馬が中心となっていたからというのもあるだろうし。

 血統面でも、ディープは長距離重賞の勝ち鞍がないし、ハービンジャーは大舞台での信用できなさが半端じゃないし、ブラックタイドは2200m超えるとサッパリだし…。展開でも問題があって、誰が逃げるのかすら不明。セントライトのように「なーなー」で2頭がチンタラ逃げるのをリアファルが許すとも思えないし、流れが速くなったからといって最後方からズドンは今の京都ではないだろうし…。さらには、トライアルがトライアルとして機能していなくて、セントライト記念なんかは「本番に何一つつながらない結果」みたいな感じで参考にならないし。

 じゃあ困った時の騎手頼みと行きたいところだけれども、デム兄は困った事に長距離はあまり上手くない。岩田、ルメール頼みになるのは仕方ないけれども、他がいない。要は打つ手なしという感じですね。一応、印は打ってみたけれども、去年の戒め(人気で馬を選んではいけない・手を広げるべきレースではきちんと手を広げる)は多分守られていない。今回はダメそう。自信度A〜Eがあるなら、間違いなく今回はEです。
 
 危険馬指名だけは攻めてみましょうか。リアルスティール。この馬、共同通信杯や皐月賞ではよいパフォーマンスを見せていたんだけれども、ダービーでは伸びきれず、前走でもリアファルに差のある負け方をしていますからね。大体、直線で和田にわざわざ進路を空けてもらってあのザマじゃなぁ…という印象でした。ダービーは骨折、前走は骨折明けと理由をつける人もいると思いますが、自分の目には別の物が写っていました。

結果 1着 キタサンブラック 北村宏
2着 11 リアルスティール 福永
3着 17 リアファル ルメール
4着 タンタアレグリア 蛯名
5着 サトノラーゼン 岩田


単勝 4番:1340円   複勝:4番 370円 11番 170円 17番 160円
枠連:2−6 1430円  馬連:4−11 3870円   馬単:4−11 9960円
三連複:4−11−17 4640円  3連単:4−11−17 38880円
ワイド:4−11 1300円  4−17 1320円 11−17 430円 
※必ず、主催者発行のもので確認してください。

眼科行ってくる。
自信度Eじゃ、しょーがないよね(言い訳乙)
ハービンは大舞台ではダメというのだけは当たっていたけれども…

・グチ
印打った馬が3〜5着なんて肝心なのが来ないってどういう事なんでしょうかね。人気どころの決着だというのに。今回は不確定要素が多すぎて荒れるんじゃねーの?みたいに捻って考えすぎて失敗したという感じですかね。キタサンもリアルも、皐月・ダービーで印打っているのにね。生半可な血統知識で馬を語ってもダメって事でしょうか。生兵法は大怪我のもととはよく言ったもので。

とにかく、レースについて。スティーグリッツが壮絶に出遅れるというハプニングが発生し、スピリッツミノルがハナへ、2番手にリアファルという展開。酒井はどうにも道中ペースを落としたがる癖があるし、向こう正面で流れが落ち着くかと思ったんだけれども…ミュゼエイリアンやアルバートドックらがマクり気味に進出し、全く楽ができていませんでしたね。リアルスティールもかかり気味で、ここで脱落するかと思ったんだけれども…。

そんな忙しいレースだったけれども、勝ったキタサンブラックは道中の動きに惑わされず、ずっとインピタ。直線で内から抜け出し、リアルスティールの最後の追撃を封じてGT制覇。これは本当に北村宏に神が宿ったかのようなレースでしたね。ダイヤモンドSを連覇していたり、今年の春天で2着に来ていたりするし、彼は長距離得意になったんでしょうか。ブラックタイド産駒も初のGT制覇。弟がこのレース勝っていないだけに「兄より優れた弟はいねえ〜〜!」と言えるんじゃないでしょうかね。

あと、2着のリアルスティールについて。蓋を開けてみたら、3000mをこなしてしまいましたね。キズナと似たような母父ストームキャットがどうかと思ったんだけれども、同世代の内だったら善戦可能という事でしょうか。今回はどの馬についても「やってみないと分からん」という事が多すぎたし、こうなってもしょうがないかと割り切るしかないですね。

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