天皇賞(春)京都・芝3200m(GT) 

枠順表&蛮勇のレビンのコメント

馬名 コメント
シャケトラ 立ち回りの上手さを要求される枠。どこまでやれるか。 ×
ラブラドライト 軽ハンデで連続好走も、GTの58kgでどこまで。
キタサンブラック 前走完勝。サトノにリベンジを果たしたい所。
スピリッツミノル 前走5着が精一杯っぽく。ここでは…
ファタモルガーナ すでに9歳。去年7着だし、大きな上積みは?
シュヴァルグラン 前走足りなかったが、2〜3着程度なら。
アルバート GUまでの馬っぽいが、立ち回り次第では。
タマモベストプレイ 一応、京都のOP勝ってはいるんだけれども…
ディーマジェスティ 人馬共にダメ期に入っている。どうなんだろ。
10 アドマイヤデウス GUなら走るが、GTでは足りない馬で。
11 プロレタリアト 牡馬相手のGTでは力不足。
12 ゴールドアクター 前走の負け方が問題。乗り替わりで何とかなるのか?
13 トーセンバジル 前走、とりあえずの3着。上位陣の壁は厚いが。
14 ワンアンドオンリー 復活の目処立たず。きつい。
15 サトノダイヤモンド 安定している。こんな枠を与えられたのは辛いが。
16 レインボーライン 菊2着とはいえ、ステイヤーって訳でもなさそうで。
17 ヤマカツライデン 逃げ馬だけれども、こんな枠に放り込まれては…

蛮勇の予想
「2強対決っぽいけれど」

春の古馬王道GT2戦目、春の天皇賞。有馬記念でワンツーだったサトノダイヤモンドとキタサンブラックが2度目の対決。かつては「クッソ堅いGT」だったんだけれども、今ではその姿は無く、ひたすら荒れるGTになってしまいました。何が言いたいかというと、この2頭ですんなり決まるのかなーという疑問があるという事。

ただ、脇を固める馬で面白そうな馬がいるかというと…いないんですよね。ゴールドアクターは去年の惨敗と、前走の見せ場がない負け方が問題だし、アルバートは頼めば戸崎が乗れただろうに、空き巣で東京に居残りの果てに、代役はテン乗りの川田。レインボーラインは長距離苦手なデム兄で割引されるし、結局未知数のシャケトラと、3着狙いのFせんせーに期待するしかないんじゃないかな、と。

2頭両方飛ぶことは考えづらいけど(フラグ)、どっちかがぶっ飛ぶ程度はありうるかもしれんね…。

結果 1着 キタサンブラック 武豊
2着 シュヴァルグラン 福永
3着 15 サトノダイヤモンド ルメール
4着 10 アドマイヤデウス 岩田
5着 アルバート 川田


単勝 3番:220円   複勝:3番 110円 6番 160円 15番 110円
枠連:2−3 1090円  馬連:3−6 1040円   馬単:3−6 1430円
三連複:3−6−15 610円  3連単:3−6−15 3780円
ワイド:3−6 260円  3−15 140円 6−15 350円 
※必ず、主催者発行のもので確認してください。

キタサンは強いなー、さすがだなー…と言いたいところだけれども、
個人的に熱かったのは3着争いでした。最後の最後でサトノが差してくれて、良かった…

レース回顧
ヤマカツライデンがぶっ飛ばしての逃げ。単騎の大逃げは京都中長距離の穴パターンなんだけれども、1000m通過が58秒台、2000m通過も2分を切るのはさすがにペースが速すぎ。あんのじょう、逆噴射して沈んでいきました。

そんな訳で、レースは大逃げのヤマカツライデンを除けば、キタサンが実質逃げの、ほどほどのペースでの流れ。あとは、他馬がキタサンを、いつどうやって捕まえるのか…というのがポイントだったんだけれども、捕まりませんでした。まあ、ああいう状況下で完璧なラップを刻むことができるタケ、そしてロングスパートを仕掛けても簡単に止まらないキタサンを捕らえるのは無理ゲーなんでしょうけれどもね。しかもレコードだし。F先生もキタサンを標的にして、完璧なレースを運んだはずなのに届いていないし。でも、F先生は今回は着狙いじゃなくて見直した。

あと、サトノダイヤモンドは何とかアドマイヤデウスを交わしての3着。外枠で、外を回るようなレースだったってのが敗因かもしれないけれども、もしかしたら、阪神大賞典の時に何かを察した方が良かったのかもしれないな…。ステイヤー適性の問題とか、シュヴァルとの逆転の可能性とか(そもそも、去年の菊が長距離適性を求められたレースじゃなかったですしね)。

そんな訳で、サトノが連に絡まなかったとはいえ、波乱はありませんでした。気になったのは、北島オヤジの関連で馬連が3−6(サブロー)になって、枠連よりも安いじゃないかって思ったところですかね。

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